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第113回中部講演会ルポ
『新たな時代を見据えた新たな成長力の確保』

 
掲載日:2012/08/23 ルポの一覧に戻る

 2012年5月21日(月)第113回講演会(中部支部第53回)が刈谷市総合文化センターにて標記のテーマで行われ180名の参加者が聴講した。「日本企業は、どのような成長戦略を描いて行くべきか」を考える場として、各界で著名なお二人に講演をしていただき、多くの聴講者から大変高い満足度を得た。

■講演1『ダントツ経営』
コマツ 取締役会長、JSQC会長
坂根 正弘 氏
 グローバルな視点で世界の流れを分析、自ら経営構造改革を実施し、また企業の強みを活かし、お客様視点に立ったダントツ商品・サービスの創出により企業価値を高めV字回復を成し遂げた具体的な経験や、トップリーダの果たす役割とミドルの役割について講演いただいた。経営理念、経営の取り組み、経営トップのリーダーシップに感銘を受けた聴講者が多かった。

■講演2『これからの日本のエネルギー問題を考える』
中部大学 総合工学研究所 教授
武田 邦彦 氏
 日本の原子力発電所の脆弱性や、世界の化石燃料やエネルギー事情、それと地球温暖化対策に対する批判や不平等性などについて、解り易い講演をしていただいた。人間は、納得出来る場合にそれを正しいと考えがちであるが、例えばマスコミ等からの、その情報が本当に正しいかどうかを見極めることが重要との説明に対し、多くの聴講者が賛同、納得していた。

深澤 一正(コマツ)


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