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第111回中部講演会ルポ
新たな時代を見据えた新たな成長力の確保

 
掲載日:2011/11/25 ルポの一覧に戻る

2011年6月28日(火)、第111回講演会(中部支部30周年記念講演会)が刈谷市総合文化センターにて標記のテーマで行われ180名の参加者が聴講した。
 講演に先立ち、日本品質管理学会・鈴木会長より、「品質管理学会の歩み」と題し、学会の活動状況や、昨今の品質確保への課題、未然防止や信頼性システム、及び品質教育に関するお話と祝辞を頂いた。

■講演1 『イノベーションによる顧客価値創造』
東京工業大学大学院 教授 長田 洋 氏
日本経済は成熟期に入り、パラダイムシフトが起こり、企業は多くの問題に直面している。企業が持続的成長を遂げるために、経営に求められる顧客価値を創造するための、イノベーションを可能にするためには何をなすべきか、実現している企業事例を含め、聴視者に解りやすい講演であった。参加者の多くが企業人であり、大変有意義な講演と好評であった。

■講演2 『サスティナブルモビリティ社会の実現と日本独創』
トヨタ自動車(株) 常務役員 奥平 総一郎 氏
 トヨタではグローバル市場で認められる新しい価値を発信し続けることを目指し、クルマの開発に「世界価値に昇華した日本独創」を追及している。将来的な地球環境を守りつつ、次世代に向けた発展を追及するためのサスティナブルモビリティ社会の実現に向け、果たすべき役割と世界市場への展開についての講演があった。日本独創の重要性に納得した聴視者も多く、また、近い将来のクルマも紹介され、夢のある講演であった。

深澤 一正((株)コマツ)


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