JSQC 社団法人日本品質管理学会
HOMEENGLISH 入会案内 お知らせ 記録・報告 定期刊行物 論文・記事募集 関連情報 リンク コミュニケーション・メーリングリスト
授賞の記録
名誉会員一覧
ルポ・会員による活動報告
Copyright (c); 2001 JSQC

第100回中部講演会ルポ
「品質工学のすすめ」

 
掲載日:2006/08/20 ルポの一覧に戻る
2006年6月2日(金)第100回(中部支部47回)講演会が愛知県名古屋市にある産業技術記念館大ホールにて『品質工学のすすめ』を大会テーマで、172名が参加して開催された。

◇講演1 「開発期間を半減させる方法」

 潟潟RーMFP事業本部技師長 長谷部 光雄 氏

日本の技術開発手法にも、いろいろな問題が露呈してきており、世界をリードするフロントランナーへの体質転換が未完成で、新しい技術開発手法の確立が急がれると、田口玄一氏との出会いから最近の具体的な事例までの説明があった。

また、品質工学の考え方と有効性として「はじめから完成度の高い設計をめざす」「市場問題の未然防止」「これからの時代に求められる技術者が育つ」の3つをあげ、最後に、品質工学の活用を経営課題として位置付けて取組むことが必要であるとの提案があった。

◇講演2「品質工学によるものづくり戦略の革新」

いすゞ自動車梶@特別理事 東日本旅客鉄道梶@取締役

品質工学会 会長 稲生 武 氏

日本品質管理学会会長(潟潟Rー 社長) 桜井 正光 氏

2次産業から3次産業へと日本の産業構造が変化する中で、国際競争力ランキングの低下、企業不祥事、安心・安全を脅かす重大事故の発生など日本の国際競争力が低下しているという現状から、“品質立国 日本”を再生する為に「品質の確保」「品質の展開」「品質の創造」について産・学・学会が共同でケーススタディし、その成果を産業界に広く活用促進していきたいと提案があった。

リコーでは「ファイヤー行動様式」といわれる「先ず撃ってみる」そして事実に基づき次ステップを決定していくという行動第一の姿勢が、社長自ら率先垂範されているところに感嘆した。
村松 次郎(潟Wェイテクト)

ルポの一覧に戻る

--------The Japanese Society for Quality Control--