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第13回ヤング・サマー・セミナー
サンデン(株)コミュニケーションプラザ

 
掲載日:2005/12/22 ルポの一覧に戻る
第13回ヤング・サマー・セミナーが、去る8月26日から27日にかけて、サンデン鰍フご厚意により同社コミュニケーションプラザ(埼玉県本庄市)において開催された。

今回は「品質工学」をテーマとし、企業から4名、大学教員2名、学生26名の計32名が参加して、2日間にわたり講演と研究発表・討論が行われた。

初日は、大学の先生、企業の方にご講演を頂いた。まず「タグチメソッド−その発展と特徴、考え方と手法」という演題で富士ゼロックス(株)の立林和夫氏、次に「MTシステムの活用と異常の診断」という演題でオーケン(株)の鴨下隆志氏、そして最後に「非心度を学ぶ−サンプルサイズの決め方・工程能力指数・SN比・MTシステム」という演題で早稲田大学の永田靖先生にご講演を頂いた。手法の説明からその実用と数理までご講演を頂き、学生にとって非常に充実した時間となった。

夜には懇親会が行われた。参加者の親睦を深めるとともに、講演に関する議論や情報交換の場となった。

翌日は、4組の学生による研究発表と討論が行われた。名古屋工業大学の近藤総君、明治大学の木下崇平君、東京理科大学の梶塚圭太君・齋藤淳君、同大学の岩田瑞希さんがそれぞれ発表を行った。限られた時間の中で様々な視点から質疑応答が行われた。

本セミナーは今後の品質管理界を担う次代の若手の研鑚、親睦に大きな役割を果たすものである。今春から新たに開催されているインカレゼミとともに、学生間、研究室間での交流をより一層深める目的が実践された。このような機会を与えて頂いたことに感謝するとともに、今後もインカレゼミや本セミナーへの多くの若手の参加を期待したい。

手塚 康(早稲田大学)

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