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第291回事業所見学会(本部)

 
掲載日:2003/10/15 ルポの一覧に戻る
潟Rーセー狭山事業所(本社工場)

第291回事業所見学会は7月29日(火)埼玉県狭山市潟Rーセー狭山事業所(本社工場)で「総合的マネジメントシステムで質経営実践企業に学ぶ」のテーマの基に19名が参加して開催された。

潟Rーセーは、「人と地球にやさしい化粧品作り」のキャッチフレーズの基に優れた品質の追求を実践している企業で、1980年に化粧品業界では初めてデミング賞を受賞し、その後も部門組織の取り組みだけでなく工場で働くすべての従業員が自発的な改善活動を実践している会社です。

当日は、執行役員で生産物流本部長の高橋様、工場長の利根川様以下工場幹部の方々が率先してご出席戴いての、会社概要説明・TQM活動の実際・コーセー独自の活動である「TPI活動」(Total Productive Innovation;生産改革)・QSK(品質マネジメントシステム)及び、工程管理の4M(4M=設備、方法、作業者、原材料)、と品質保証項目について推進の経緯と実態の説明を受けた。また、工場見学では実地での説明を丁寧にして戴いた。工場内では、整然とレイアウトされたラインにおいて、随所で、TPI活動の基本の製品品質保証項目(安全性、安定性、美容性、利用性)の実践に向けた生き生きとした現場を見学することが出来た。

見学会のもう一つの目的であるコーセーのQCサークル活動については担当課長の須藤様が詳細に特徴有るATM活動(1994年より導入された小集団活動の名称)の現状を説明戴き、高いレベルの現状に接することが出来たのは参加者一同感激であった。質疑応答では予定終了間際まで活発な討議が行われ、活力有る企業の実態に接することが出来大変有意義な見学会となった。

池田 晃三(竹中工務店)

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