第88回シンポジウム(本部)

品 質 危 機
−人間行動に起因する事故の未然防止のための方法論の体系化を目指して−

開催主旨:

日本品質管理学会では、2000年3月22日に緊急シンポジウム「未然防止−その技術と管理−私たちは一連の事故から何を学ぶのか」を開催しました。これは、これは、近年、原子力、土木、医療、食品、自動車、宇宙開発、交通輸送などなどの、様々な領域において組織における人間の行動、すなわちヒューマンエラーや標準不遵守が引き金となって発生した事故が社会的な問題となっていることを受け、学会としてどのように対応すべきかを議論するためのものでした。産学の約300名の専門家の参加を得て、「安全学」の確立に向けた、専門領域を越えた横断的な取り組みが必要なことについて共通認識を持つことができました。

「複合技術領域における人間行動研究」は、これと時を同じくして、平成12年2月に(社)日本品質管理学会の公募研究会として設立されました。研究会では、ヒューマンエラーや標準不遵守に起因する事故の未然防止のための従来の手法を整理するとともに、必要に応じて新しい手法の開発を行い、これらをパッケージ化された一つの方法論として体系化することをねらいとした活動を行ってきました。

本シンポジウムでは過去2年間にわたる研究会の活動成果について報告し、これをもとに各々の組織・企業における人間行動に起因するトラブルの未然防止をどのように進めていくべきか提言・議論します。

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