日本品質管理学会 第84回シンポジウム
「企業の社会的信頼性」−透明性とアカウンタビリティ−

《開催主旨》

ここ数年企業の社会的信頼性の低下が言われており、企業の透明性と説明可能性(アカウンタビィリティ)の確保は21世紀の企業活動の最重要課題とされています。現在グローバルスタンダード、リスクマネージメント、コンプライアンス、インべスターリレーションズ、ステークホルダーとの関係性、経営倫理、コーポレート・ガバナンス等々、多くの角度・視点から産官学において積極的な取り組みが展開されています。これらはTQMによる経営品質の向上、企業体質の改善を目指す当学会にとっても重要課題となっています。

一方、最近の情報公開条例・株主代表訴訟制度等の関連法整備、環境問題といった社会的状況は、より一層の企業の自己責任・透明性の向上を必要としています。残念ながら社会的信頼性を損なう、事故・不祥事は、企業のみならず行政・司法といった分野にまで広がっています。

このような背景を踏まえ、今回、企業の社会的信頼性向上に先端的活動をされている、企業・学界・監査法人といった幅広い分野の方々にご協力頂き、講演・事例発表・パネルディスカッションを通じ、最先端の活動を学ぶとともに、TQMの目指す企業経営実現への方策を考える機会として以下のシンポジウムを企画しました。


第84回シンポジウムプログラム
時 間 内  容 講演者(敬称略)
9:55〜10:00 開催挨拶 事業委員長    長 田  洋
10:00〜11:20 基調講演
経営倫理の実践と課題
日本経営倫理学会
会長 水谷 雅一
11:20〜12:00 事例(1)
企業の社会的責任とコミュニケーション(仮題)
中央青山監査法人
小池 裕子
12:00〜13:00 昼 食
13:00〜13:40 事例(2)
NECにおけるアカウンタビリティの推進(仮題)
日本電気(株)
中村 暢彦
13:40〜14:20 事例(3)
透明性とアカウンタビリティ達成のあとにくるもの
大塚製薬(株)/(財)日本適合
性認定協会(JAB)審査員
川村 邦夫
14:20〜15:00 事例(4)
基本理念「我が信条」の実践と運用について
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)
平 野  学
15:00〜15:15 休 憩
15:15〜15:35 まとめ 社会的責任とTQMの役割 山梨大学     長 田  洋
15:35〜17:20 パネル討論会 事例発表者

パネルメンバー
リーダー   長田  洋   山梨大学 教授 工学部循環システム工学科
メンバー 小池 裕子 中央青山監査法人 事業開発本部環境監査部 副部長
中村 暢彦 日本電気(株)企業行動推進部 マネージャー
川村 邦夫 大塚製薬(株) 顧問/(財)日本適合性認定協会審査員
平 野  学 ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)人事総務本部 ディレクター