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品質管理(QC)に最初に出会ったのは、1970年の新入社員研修でした。3ヶ月間の研修期間の大半は品質管理の講義と現場実習でのデータ取りと改善で、当時は言われるままにやっていただけで、しばらくしてあれが品質管理の実際であることを理解したものです。
配属先が検査・品質管理部門であったこともあり、5年程経った後に親会社のQCベーシックコースを受講し、品質管理の概要を理解することができました。直後にデミング賞への挑戦が開始され、事務局の一員としてQC教育やQCサークル活動推進に携わり、TQCの貴重な体験をすることができまたし、以後、QCサークル本部・支部・地区活動を始め、外部の諸活動に参画してきました。 振り返ってみますと、品質管理とは入社時からの付き合いで、当り前のように身に付き、活用と普及を行ってきましたし、企業活動で不可欠且つ普遍的なツールであると実感してきました。
しかし、社内外での昨今の活用度に懸念を感じるケースが見られます。例えば、母集団に目を向けずにアクションがとられるなどが多く見受けられること、また、QCサークル活動推進のパワーが大きく低下してきていることなどです。弊社や親会社では、以前からQCは仕事の基本、そのために"QCセンス"を身につけよう、磨こうをモットーにしてきていますが、今、一度、その在り方の見直しが必要と考えています。
自分の体験から、どうすれば当り前に、そして自然と品質管理を身につけ、活用してもらえるかを考えてみたいと思っています。学生時代における基礎教育の実施とか、分かりやすい実務テキストも必要ですし、実務への活用の新しい仕組みなども必要に思います。こういった一端の手助けができれば幸いに思っております。
山田 佳明
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