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私は、1961年にコマツに入社しました。当時は、建設機械の貿易自由化対応に全社を挙げたマルA対策(品質向上活動)が始まった時期です。連日品質管理手法の勉強をさせら、マルA対策の中で試験車両に搭載するエンジン部品をL32直交表に割付け、その試験結果をまとめました。市場のデータを用いての計算なので欠落が多く結果的には、関連部品での二元配置でまとめました。当時の指導会で石川先生から“良くやりましたね。これで良いですよ。”といわれたことがありました。今になって考えればこのころが品質管理との出会いのように思います。
その後1982年の日本品質管理賞受審のための指導会では、“品質保証とは何か。物の見方は沢山あり答えは一つではない。”ということも学びました。しかしながら、1989年からの工場での品質管理担当になるまでは、決して品質管理を意識しての活動では
無かったように思います。1995年から子会社に出向し、海外を含め他の企業に品質管理に関する話をするようになってからは、コマツでの体験が世の中での品質管理に位置づけられるのではないかと実感として思うようになりました。
ISOのTC176のメンバーでもありました。ISO9001は、品質管理の必要性を認識するのに大変良いツールであるとも考えるようになり、ISO9001の審査活動を通じて品質管理の有用性を説いているつもりです。“ひと味違った審査ですね。”と言われることもあります。
このようなことを振り返ると“社会人のなって以来今日まで品質管理の中で育ってきたんだな。これからも品質管理の良いところ伝えなければ。”と考え、品質管理推進功労賞の意義をかみしめています。
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