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私と品質管理のお付き合いのルーツは、1972年に開発技術から営業技術に異動になり、そこで広告宣伝・営業ドキュメントやパブリシティを担当したときに出会ったQCサークル活動にあるといえます。もちろん、それまでも技術屋の端くれに籍を置いていた自分は、技術屋の必須技術として上司の命令で「しぶしぶ」品質管理の勉強はやっていましたが、その結果、見事といえるほどの「アンチQC」の姿を作ってしまいました。
ところが、技術屋を廃業して資料屋になり、その「被害者意識の塊」の職場で、異動のミッションの遂行が上手くいかず、悶々としていたときにQCサークル活動と出会い、みんなで小遣い稼ぎをやろうよと動機不純で活動をやったのがその切っ掛けになったのです。
「金儲けの手段」としての活動が、実は瓢箪から駒になって、活動すればどんどん成果が出る。成果が出ると上司や経営トップから誉められる。誉められたらみんなの意識がどんどん変わり生き生きと仕事をする。生き生きと仕事をすると、良いものができて後工程からは「テクニカルライター」集団として信頼される…と、今までの「悪魔のサイクル」が「エンジェルのサイクル」に切り替えられ、順風に乗る事ができたのです。
この一件を当時のTQC推進室長が聞きつけて、「営業で品質管理をやっている特異なやつ」という折り紙付きで異動になり、以来20年、TQM・品質管理・QCサークル活動の推進という仕事を続ける事ができ、アンチQCだったものが今では「QCが天職」といえる仕事を得る事ができました。これもQCサークル京浜地区をはじめとする諸先輩の薫陶の賜物と本当に感謝しています。
少しでもの恩返しと学会の事業委員や品質管理誌の編集委員を担当させてもらっていますが、その中で「QCサークル・QCサークル」と今でもわめきつづけています。これも動機不純で参画した「技無しのQC屋」がサークル信奉者になった「業」とおもってお許し願いたいと思います。この賞を戴いたのですから、低迷するQCサークル活動の再活性化をライフワークと位置付けて、活動をしていきたいと思います。これからもご支援のほど重ねてお願いします。
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