|
品質管理との本格的な出会いは「QCベーシック(25日間)コース」の受講に始まる。社内の夜間短期大学機械工学科を卒業すると同時に、自ら希望し受講させていただいた。入社直後からの製品設計業務、3年後からの生産技術業務を通して、もの作りにおける「ねらいと出来栄えのギャップ」に強い疑問を感じていたから。
とにかく学んだことは直ぐ仕事で実践してみた。幸いだったのは「品質管理とは旨いものだ」ということを早期に体感できたことだと思っている。
工場の品質管理課、本社のTQC推進室、経営企画室、品質保証部、人事部、経営企画部、教育室と所属は変わったが、トヨタ品質管理賞・PM賞・デミング賞の受賞、ISO・QSの認証取得など、大きな節目の時々に参加出来たことを誇りに思う。
SQCも信頼性もQCサークルもTQCも、みんな実践することで効能に気付かせていただけた。難しいことをやさしく説いて下さった指導講師に感謝あるのみ。師匠に恵まれたのだとつくづく思う。
お蔭様で「考え方も手法も実践してこそ活きる」と「難しいことをやさしく伝える」が行動目標になった。「実体験を聞かせて」と多くの団体や企業からお誘いをいただいた、それがまた新しい学びの機会となった。私に賜った諸先輩の教え(品質管理の旨みの体感)を、一人でも多くの人々に伝えていきたいと決意を新たにしている。
|