JSQC 社団法人日本品質管理学会
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第1回品質管理推進功労賞受賞 香村 求 氏

 

香村 求  Motomu Koumura
1968 名古屋大学工学研究科修士課程修了、日本電信電話公社入社
1969〜1977 日本電信電話公社データ通信本部 金融系システムの開発に従事
1977〜1982 電電公社DIPS関係の支援・開発企画
1982〜1983 金融系システムのプロジェクトリーダ
1983〜 ソフトウェア開発のパッケージ化・標準化・再利用・生産性向上活動
1988〜 NTTデータ通信梶i現在の劾TTデータ)発足に伴い転籍
システム開発の品質保証体系・システム開発標準の整備
1991〜1994 デミング賞受審活動
1994〜1997 ソフトウェア技術本部長・品質保証部長
1997 NTTデータ通信梶i現在の劾TTデータ)退職
1997〜2000 日本電話施設鞄社 東京支社長
2000年10月 NDSシステック 取締役社長就任(現職)

システム品質・サービス品質
私は、ソフトウェア品質という言葉が余り好きではない。ソフトウェアは、ハードウェアでないものすべてという大変広い意味から、プログラムという狭い意味まであるが、プログラムの意味で使われることが多いからである。私が永年勤務した電電公社データ通信本部(現在の劾TTデータ)では、お客様にコンピュータシステムによるサービスを提供することを業務としていたため、コンピュータプログラムの不具合だけで品質を論ずることに何となく抵抗があったのである。

また、コンピュータ・システムやソフトウェアは、ハードウェアと異なり、製品そのものが目に見えないこと、人間の行う手順的なすべての仕事のシミュレーションで、世の中の仕組みそのものを理解する必要がある点に特徴がある。以前、勤務していたビルの喫煙室から造船所が良く見えたが、船が建造されていく過程がよく見えていた。進捗がよく見えていいなあ…と、いつも羨ましく見ていた。

しかし、品質という意味を質の良いものと考えれば、サービスでもシステムでもコンピュータシステムでも変わらないと思う。最近、世の中では、TQC/TQMは物作りのためのものでサービスについては適用が難しいなどという言葉にはどうも抵抗がある。システムの品質やサービス品質の研究・実践がさらに進むことを望みたい。


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