|
品質管理の導入期に採用され、作業標準づくりからスタートしました。モデルがなく試行錯誤の末、多種少量生産形態にマッチした作業管理表形式で定着しました。JUSE-BCで、SQCを学び、管理図、QC七つ道具、DE手法の導入を進めました。わからないことが多く、JSA品質管理研究会で異業種の方々から多くの実践的教示を得たことを思い出します。大阪工場は工業標準化優良工場として通商産業大臣賞を受賞しました。JUSE統計的方法部会で安藤貞一先生にSQCとDEを教えて頂きました。NPCでは、直交配列法、分割法、乱塊法、感覚量の解析法などを重視しました。TQCは、“TQC by Objectives”として推進し、間接部門まで参画を得ました。
納谷嘉信先生には、JUSEにおける新QC七つ道具の開発、普及活動とJSAにおける研究開発管理技術研究会の幹事として御指導を得ました。学者であり、経営管理者であり、産学のオーガナイザーである先生から多くの教示を得ました。
近藤良夫先生の御指導の下にJSAモチベーション研究会において、西堀栄三郎博士のパイオニア精神を柱とする「モチベーション研修」を開発しました。ロジックを中心とするSQC、TQC教育の中へノンロジックの教育を導入する画期的な試みです。
ISO-QMS審査を通じて、未開拓のQMSの広い裾野に接した時は、新たな感慨がありました。
この間、お世話になりましたJUSEの相馬義人氏、JSAの北川清一氏に深く感謝します。
シャーロック・ホームズは「緋色の研究」において、推論と分析の学は、長く辛抱強い研究を積み重ねることによってのみ修得出来る、と言っています。推論と分析の学であり術であるSQCとTQMも最高の域に到達するためにライフワークとするにふさわしいものだと思います。
|