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第1回品質管理推進功労賞受賞 市川 享司 氏

 

市 川 享 司(Kyoji ICHIKAWA)
パワーアップ研究所 所長(日本科学技術連盟嘱託)
元・日産自動車(株)本社品質管理部課長
1994〜 日産自動車(株)退職と同時に「パワーアップ研究所」を設立し,TQM,方 針管理,現場の管理・改善,QCサークル活動,課題達成活動と創造性開発などの国内外のコンサルティング活動,ならびに日科技連の各種セミナー講師を通して,品質管理・QCサークル活動の普及・発展に努めている.
1984〜 QCサークル本部指導員
1984〜 93,96,『QCサークル』誌編集委員
1991〜 QCサークル京浜地区幹事長,以降,副世話人から現在は顧問
1995〜 日科技連QCサークルリーダーのための総合力養成コース運営委員長
1997〜 日科技連若葉マークのためのQCサークル体験教室企画委員長
2000〜 QCサークル指導士資格認定コース運営委員,QCサークル上級指導士
2001 通信教育品質管理基礎講座運営委員

[主な著書]

  • 「QCサークル活動活性化の自己診断」 ・通教テキスト「QCサークル活動」
  • 「QC手法T,U,V」,「QC手法問題集T,U,V」(共著)
  • 「課題達成型QCストーリー活用事例集」(共著)
  • 「売上げを伸ばす営業の問題発見・解決法」(共著)
  • 「QCサークル実践マニュアル」(市川・齋藤著)  その他

新しい時代のQCサークル活動実現のための推進事務局の役割
私は1966年からQCサークル活動に関与し,リーダー,推進委員,工場事務局,さらに15工場,約3000サークルの全社推進事務局長を担当してきました。
昨今の企業経営を取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。新しい時代のQCサークルは,人間的側面に偏らず,企業的側面とのバランスを考えて企業の発展に貢献できる(経営に役立つ,業績向上に結びつく)スピード感のある活動を実践していくことではないでしょうか。
そこで,これを実現するために,私が心がけ実践してきた「QCサークル推進事務局の役割」について述べます。

(1) QCサークル活動は,QCサークルメンバー(自分)のため,他人(顧客,企業社会,環境など)のためになるという強い信念とプロ意識をもち推進する。
(2) 事務局はStaff(参謀)であり,Stuff(屑,たわごと)ではない。Staff機能を十分に発揮し,結果(成果)を出していく。
(3) QCサークル活動の活性化のための新企画をタイミングよく打ち出すことが肝要である。事務局が「逃げる」「あきらめる」「言い訳をする」ようになったときは,推進がストップしていると考えた方がよい。
(4) 事務局には4つの仕事がある。@経営者に働きかける仕事 A管理・監督者に働きかける仕事 BQCサークルに働きかける仕事 C自分自身で勉強し実践する仕事である。今,この4つのどこに重点をおいて仕事をし,結果を出していくかを常に考えていく必要がある。
(5) 長年の推進で壁にぶつかったり,結果が出なくなったときは,関係者と一緒になって「QCサークル活動をやめてみたらどうなるか」を考えてみるのもよい。そうすれば,やめるべきではない理由や活性化のための新しい施策が出てくる。 
(6) QCサークル活動は幸せづくりと考えている。「幸せ」とは「4アワセ」である。すなわち,ア:挨拶を交わし親しい関係をつくる ア:足を使い行動する ア:頭を使い知恵を出す ア:汗を流し活動を実感する ワ:和をつくり人間関係をよくする セ:成長し成果をあげる,ことが実現できる。


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