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2015年品質管理推進功労賞受賞 松本 哲夫 氏

 
氏 名

松本 哲夫 Matsumoto Tetsuo

松本 哲夫 氏
学歴と主な職歴
  1975年 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了  ユニチカ(株)入社
  1986年 技術士(経営工学部門)
  1996年 宇治プラスチック工場 フィルム製造部長
  2001年 東京本社 工業フィルム営業部長(理事)
  2004年 宇治プラスチック工場 樹脂生産開発部長
  2006年 大阪本社 技術開発企画室長
  2007年 中央研究所長(執行役員)
  2009年 技術開発本部長 兼 中央研究所長 兼 知的財産部長
  2012年 宇治事業所長
  2014年〜 顧問
賞 罰
@1990年 第40回工業技術賞(大阪工研協会)、A2010年 第54回京都府発明等功労者表彰・京都府科学技術功労者賞(京都府)、B2011年 平成23年度文部科学大臣表彰・科学技術賞開発部門(文部科学省)、C2012年 高分子学会フェロー表彰(高分子学会)
主な社外活動歴    
 
1978年〜   (一財)日本科学技術連盟 品質管理関係セミナー講師
1994年〜   (一財)日本科学技術連盟 実験計画法(大阪)研究部会長
2006年〜   (一財)日本品質管理学会関西支部幹事 2012年〜 同代議員
2007年〜2012年   (公社)高分子学会関西支部理事
主な著作
@「応用実験計画法」,日科技連出版社(1995)、A「実用実験計画法」,共立出版(2005)、B「実務に使える実験計画法」,日科技連出版社(2012)、C「実験計画法100問100答」,日科技連出版社(2013)、D「研究開発のスピードをあげる仕掛けづくりとマネジメント」,研究開発リーダー,Vol.6,11,p16-22(2010)、ほか共著多数

品質とは仕事のできばえ 品質管理は仕事そのもの

 産学官の業界連携と発展のため、日本品質管理学会の役員として、品質管理の普及活動をおこなってきました。現在も、多方面にわたり品質管理や研究開発に関するセミナーで社会人教育を続けています。
 QCとの出会いは約40年前、日科技連の実験計画法セミナーの受講でした。この出会いは、その後の小職の社会人生活に極めて大きな影響を与えることになりました。仕事遂行に固有技術が不可欠なのは当然ですが、同時にQC的にアプローチすることが不可避だったのです。
 たとえ少しであっても近道をしたい、立派なことを言うが実際には楽をしたい、他人の言う通りには動けないのに他人は自分の思うように動かしたい、などと考えているのが人の本質です。QC的アプローチにこれら人の面に立脚した独自のアプローチを加味して渾然一体化し、小職流の活動をおこなってきました。
 その結果、主として研究開発業務に携わる中、機能性高分子、それらを用いた易引き裂きフィルム、缶貼り用フィルム、自動車用エンジンカバーなどの新商品を多数上市できました。研究開発業務の効率化や生産工程の安定化、QMSの構築・運用、小集団活動の支援、社内品質管理教育なども実施しました。人の面に踏み込まずしては成し得なかったと思います(著作D参照)。
 若手の皆さんへのメッセージです。仕事が忙しくQCをやる暇がないという声をよく聞きますが、そうではありません。品質とは仕事のできばえですから、品質管理は仕事そのものです。仕事と品質管理は表裏一体であることを座右の銘に、業務に邁進してほしいと思います。


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