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2013年品質管理推進功労賞受賞 鴫 和雄 氏

 
氏 名 鴫 和雄 Kazuo Shigi 鴫 和雄 氏
学歴と主な職歴
  1971年3月 大阪大学 理学研究科 無機及び物理化学修了
  1971年4月〜 東レ株式会社入社 以降,繊維・フィルム・医療の研究・技術・製造 フィルム・樹脂の生産統括・TQM導入 課長・部長
  2003年12月〜 同 製品安全管理及び安全保障貿易管理 生産本部担当部長
  2009年10月〜 品質文化塾 代表
主な社外活動歴  
  1989年12月〜 日本化学工業協会 技術部品質保証標準化部会運営幹事(日本適合性認定協会・日本化学キューエイ設立) 自動車工業会製品含有化学物質データシステム展開WG物質リスト検討チーム代表委員
日本科学技術連盟 『品質管理』誌編集委員会委員
日本規格協会 関西モチベーション研究会(近藤良夫 主査)
  2003年12月〜 日本科学技術連盟 AQMaT部会(猪原正守 部会長)
  2009年10月〜 日本品質管理学会 関西支部幹事
主な著作  
久米均監修・品質マニュアル研究会,ISO 9000に基づく品質マニュアル実例集(1993).
(財)日本経営史研究所,東レ70年史,東レ(株)(1997).
CSR Annual Report,Toray Industries, Inc.(2004).
編集委員会,エンプラの本(第4版),エンプラ技術連合会(2004).
安全保障輸出管理実務能力認定演習問題集,CISTEC(2006).
論文:適時な品質−内部構造の多様化と対応,西堀流品質管理−記述的データなど.

先ず品質  一所懸命・データによる経験の裏付け・開発と標準化
 品質管理は終戦直後の東レの経営に大きな力を発揮しました。私は、この経験に学んだナイロン製糸工場の人々から「先ず品質」の大切さとそのための具体的な活動の進め方を学びました。
 1989年、生産本部のフィルム・樹脂分野に新設された品質管理推進グループでは「TQCの考え方を活かせば生産部署の競争力強化が進む」と考えました。1)全社で使っている標準・基準とISO 9000シリーズ規格とを比較研究し、ISO 9004の考え方に基づくQMSは、@多様な顧客からの信頼を得ることができる A東レグループQMSの技術開発に役立つ、との確信を得て全社導入を提案しました。すなわち @生産本部のフィルム・樹脂における品質方針の策定と同業他社にさきがけたISO 9001認証の取得 A全事業と関係会社への展開 B9004の考え方は製品安全・環境化学物質管理・GMPに適用可能であることを確認しました。また、2)新製品・新技術開発では、課長自ら品質管理手法を使って発表し、相互に研鑽する場を設けました。
 2009年以降、関西支部幹事を務め、品質文化塾を立ち上げ、「世界に役立ち信頼される品質技術者」を目指しています。西堀栄三郎・近藤良夫をはじめとする諸先生・先達の考えを深める勉強と自分の体験を基にして1)出会う「もの、こと」に一所懸命に取り組む 2)「経験・勘・度胸」はデータで裏付ける 3)品質技術開発と標準化活動において「先ず品質」という考え方を後に続く人達に伝えることに日々努めています。

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