ソニー本社に品質信頼性本部が設置された1989年、それまで製品安全が中心だった私の業務の軸足が、品質に大きくシフトしました。その後、ソニー社内では、6シグマの導入や、CS推進活動など全社の品質改善活動を推進する傍ら、業界活動としてTC176国内委員会に参加し、ISO9000s規格に関与してきました。振り返ってみると、私の品質活動の原点は、品質信頼性本部が設立当時に掲げた「初めから正しく、100%への挑戦」だったと思います。6シグマでは、「プロセスの目的達成率を100%に」であり、ISO9000sに基づく品質マネジメントシステムでは、「システムの目標達成率及び計画の実施を100%に」でした。2003年末にソニーを退社した後の私の品質活動は、ISO9000s関連が中心ですが、ISO9000s関連の活動においても、そのテーマは「100%有効なISO9000s規格であり、ISO9000s規格の100%有効活用」です。これからもISO9000s規格の意図を正しく伝える活動を続けると共に、作る側の意図と、それを受け取る読む側のギャップに留意しながら、どんな状況であってもその意図を100%正しく伝えられる規格を目指し、挑戦し続けたいと思っております。 |