私の品質管理との出会いは、積水化学工業鰍ノ入社し尼崎工場に配属されてすぐでした。全社でデミング賞に挑戦(1979年受賞)することとなり、実務担当者としての活動がスタートです。体系的に勉強したくなり、3年後品質管理ベーシックコースを希望し学びました。現在まで技術開発・製造管理・品質管理・教育などをライン・スタッフとして担当しましたが、この時期に学んだ品質管理の考え方がバックボーンとなってくれています。
積水化学では住宅、給排水・建築材料、電気電子材料、化学品、医薬・メディカル製品など多岐にわたる製品を生産しています。それらの性格が異なる製品や市場に、品質管理という一貫した視点を持ちかかわってきたことは、私にとって貴重な体験と思っています。
また、学会やQCサークルなどを通じて多くの先生方・協会・各社の専門家の皆様と出会うことができました。企業内では得られない貴重な教示を得ることができたのも、品質管理という共通の世界の一員として活動させていただいたからだと感謝しています。
私は社会人になってすぐTQCの熱気にふれました。今振り返ると、全体が枠を超えて協力し、日本の品質・産業の力を作り上げる熱気だったように思います。そして今また厳しい品質要求・グローバル競争の中で、全体としての力が重要になっているように感じます。微力ですがわずかでも貢献することができるよう努力して参りたいと思います。 |