|
初めての仕事が品質管理。それがきっかけどうかわからないが、品質はライフワークになってしまった。今日までに、デミング賞、ヨーロッパ品質賞、ボルドリッジ賞、二つの日本経営品質賞に結びつく、ゼロックス・グループでの品質経営向上活動に関係できたことは、非常に幸いであった。一人ひとり名前は申し上げられないが、尊敬する先生方のご指導やこのような機会を与えてくださった諸先輩に感謝している。
品質管理の歴史は、生産部門から始まりより上流へと展開し、いまや経営の質や企業品質までを対象にしてきている。今後、品質活動の流れは、どのようになるのであろうか。かつてのゼロックス社の同僚であったDr Richard T. Greenは、90年初頭にGlobal Qualityとして、優れた品質管理活動を産業界に留めるのでなく、国、環境、社会、個人の生活を含めた総合的な質向上活動を開始すべきであると主張していた。21世紀初頭に立ち、彼の主張を真面目に考える時になってきていると感じる。Q-Japanの主張に代表されるように、品質立国として目指す日本の一方向ではないかと考えている。
|