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2005年度品質管理推進功労賞をいただき大変ありがとうございます。
私が「品質」を意識しましたのは入社間もない頃です。駆け出しの生産技術屋として、設備の工程能力調査や電装品の寿命解析のデータ取りが初仕事であったと記憶しています。その後、専用加工機の導入や自動化ラインの工程設計を進める中で、最適加工条件の設定や品質問題の解析に実験計画法や多変量解析法を活用する機会が増えました。その結果、「品質は工程で作りこむ」の実践は生産技術の開発と共にSQCの駆使が貢献大と実感したわけです。
ものづくりの実践の過程で、品質に造詣の深い国内外の多くの先輩、知己を得ましたが、とりわけ、多変量データの解析については、故奥野忠一先生(第12年度学会長、元東京大学教授)に多大なご教示をいただき、共著「工業における多変量データの解析」を上梓できましたことは私の財産の一つです。
さらに、「日本ものづくり・人づくり質革新機構」の活動を通じて、ものづくりの広い視野から新商品開発の研究テーマを与えてくださった橋朗氏(第32年度学会長、前(株)デンソー会長)と圓川隆夫東京工業大学教授に感謝する次第です。
これからも品質管理に情熱を持ち続けたいと思います。そして、今回の私の受賞が契機となって、生産技術者や材料技術者が品質に関心を持ち続けることを祈念いたしております。
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