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私が品質管理と出会ったのは、県立愛知工業高校の時である。授業科目「工業経営」の中に管理図を用いた統計的品質管理があり、それがとても興味深く感じられたのである。
その後、大学で草場先生に「品質管理」を教えていただき、私と品質管理の関わりがますます深くなった。
トヨタ自動車工業に入社後は、品質管理の推進と実践を主な業務としてきた。TQC推進部ではTQCの全社推進を、三好工場ではパワーステアリングやプロペラシャフトなどの保安部品の品質保証活動やトヨタ生産方式を基本とした生産活動、そしてQCサークル活動を実践してきた。結局、振り返るとTQC(TQM)推進部と「ものづくり」の現場との間を2往復したことになる。
この間、海外事業体の品質保証活動やQCサークル活動の指導支援も行ってきた。中でも、印象に残っているのは、南アフリカ共和国の工場(従業員数:6400名)でのQCサークル活動の導入支援である。人材育成と職場の活性化を狙いに導入したこの活動は、サークルリーダー/メンバーである現地の従業員が感動と喜び、働きがいを感じる楽しい活動として展開ができ、現在燃えに燃えている。お陰で品質も向上し、南アで生産したカローラが2003年から初めてアフリカ域外のオーストラリアに輸出できるようになったのである。QCサークル活動の本来の狙い、原点を忘れずに、工夫をしながら進めることの大切さを知った。
これまでの品質管理の推進と実践を通して、国内外に多くのQC関係の知己を得たことは私の大きな財産である。これからも品質管理に情熱をもって取組んでいきたい。
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