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2002年品質管理推進功労賞受賞 慈道 順一 氏

 


氏名 慈道 順一 Junicni JIDO
学歴など
1964年3月 福井大学工学部 建築学科卒、同年 株式会社 竹中工務店 入社
1965年10月〜1991年3月
竹中工務店 技術研究所にて超高層・原子炉構造物の解析技術の研究開発に従事
1979年11月 竹中工務店 技術研究所にてデミウング賞受賞時技術開発のTQC推進を担当
1992年11月 竹中工務店 TQM推進中央委員会事務局にて全社のTQM推進業務を担当
1994月10月 日本品質管理学会評議員(〜1998年10月まで)
1996年10月 ICQ'96 YOKOHAMAにて、"Quality Management with TQM In Takenaka Corporation"を発表
1997年4月 品質管理学会「品質」誌編集員、品質教育研究会委員等を担当
(〜2002年3月)
1997年9月 第67回シンポジュウム:「TQMと人材開発・教育マネジメント」にて
事例2"竹中工務店におけるTQMと人材育成"を発表・討論参加
1998年1月 「品質」誌Vol.28,No1特集「新しいTQMのベンチマーキング」の
"(4)人材開発マネジメント(共著者:吉澤 正)"執筆
1998年6月 TQM9000委員会編(委員長 飯塚 悦功教授)、「TQM9000・・・ISO9000とTQMの融合・・・」の執筆に参加
2000年4月 規格協会TQM標準化調査委員会委員(〜2002年3月まで)、
日科技連 TQM奨励賞審査委員
2000年10月 「品質」誌Vol.30,No4にて、"モジュール化されたTQMの自己評価・診断法(共著者:中條 武志他)"執筆
2001年 1月 本学会および産業界・官界・諸団体による「日本ものづくり・人づくり質革新機構」の推進と運営管理活動に従事

問題解決法のこれから・・・順問題から逆問題へ・・・
日本品質管理学会に参加して約10年の歳月が経過しました。その間、品質管理から質管理へ、

製品の品質管理から経営の質管理へ、そして1996年にはTQCからTQMへと変遷を遂げています。我が国産業界を取り巻く環境の激変の中にあって、"品質管理"は今大きな転換期を迎えていると言えます。

こうした時の受賞には、特に感慨深いものがあると共に、責任を感じるところです。この度の受賞を竹中社長はじめ竹中工務店の社員の皆さんが祝福してくださいましたこともは何よりの励みになりました。建設産業は今や厳しい経済環境の真っ只中にさらされています。建設産業の活性化に微力ながら今後ともお役に立ちたいと考えています。

品質管理の原点は、現状の問題点を把握し、原因を分析し、対策を立て,実行する。そしてその結果を評価し、さらなる行動をとることにあります。こうした行動の基本にあるものは、過去の経験・知識およびそれらから作られた制度・しくみであります。即ち、過去から現在の問題や課題をとらえる"順問題"としての取り組みです。こうした問題解決の取り組みは、これからも大切にして受け継がなければならいことは言うまでもありません。

しかしながら昨今の環境変化は、変化の微係数がマイナスからプラスに短期間に変化する激変の様相を見せています。正に変化の峰に差し掛かっていることが察知され、転換期であることを示していると言えます。こうした転換期に当たっての問題解決には、順問題としての取り組みよりも、将来から現在を眺めて、逆問題として取り組むことが求められているのではないでしょうか。1年先、3年先、5年先のあるべき姿を描き、そのために今何をしなければならないか。品質管理の場で、この10年間言われてきた、How to do から What to do へであります。そのためには、若い人の過去のしがらみに囚われない発想・発言・行動が期待されるところです。


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--------The Japanese Society for Quality Control--